アーベントテルミック

アーベントテルミック(abend thermik)

 アーベント。サーマル(熱上昇風)の一種。おもに夕方に発生することが多い。そのメカニズムは、日中活発だった太陽活動がだんだん日が傾くにつれ穏やかになり、その間森林に蓄えられた暖かい空気が、周囲の空気が冷えるとともにゆっくりと上空へ放出される状態。日中と夕方に大きな気温差ができるほど発生しやすい。

 フライトエリアによっては大規模に確認できることがあり、夕方なのに意外にダイナミックなフライトになることがある。日中ほど気流に乱れが生じないので、初心者~中級者向けのコンディション。初心者のサーマルの練習としては非常に有効なので、アーベントを利用したフライトは積極的にこなすのがよい。

 アーベントテルミックの語源はドイツ語で、そのまま「夕方のサーマル」である。

アーベント、アーベントテルミックの用法、使い方

  • 「夕方のアーベントテルミックでけっこうソアリングできたから、初のフライトタイム1時間を突破したよ!」
  • 「たくさんぶっ飛びしてテイクオフとランディングもだいぶ安定してきたから、そろそろサーマルの練習、今日の夕方からアーベントを使ってやってみようか。」
  • 「大会のときに遅い時間のフライトになってもあきらめたらダメだよ。意外にアーベントに助けられて次のパイロンを回れることがあるんだから。」