アスペクト比

 アスペクトレシオとも呼ばれて、簡単に言うとキャノピーの縦横比、つまり縦と横の比率のこと。キャノピーの形状において、比率が大きいほど横に細長いシャープな形の機体となり、比率が小さいほど前後に長く横に短い機体となる。具体的には横幅の2乗÷翼面積で導きだされる。

 パラグライダーやハンググライダーの開発において、このアスペクト比を決めることは重要な要素で、この決定においてパラグライダー設計者・デザイナーの求める、グライダーの方向性やジャンルが決まる。一般的にはアスペクト比が低いほど初級機・練習機向けのグライダーとなり、アスペクト比が高いと上級機・コンペ機向けのグライダーとして利用されることになる。

 アスペクト比を高くとると、滑空比が増してより遠くへ飛びやすくなることが多いが、反面、機体の敏感さや安定性が損なわれることがあり、慎重な扱いが求められることも多い。

 初心者の体験コースで使われるグライダーは、ほとんど超初心者レベルのパラグライダーなので、滑空性能は高くなく安定性や操作の鈍重性の増したグライダーが使われる。
 

アスペクト比、アスペクトレシオの用法、使い方