山陰海岸ジオパーク

 ジオパークとはユネスコが支援する世界的な自然公園のことを言います。現在の日本において、約20地域の日本ジオパークが認められ、ここ山陰海岸ジオパークは、日本で4番目に世界ジオパークとして認定されました。

 山陰海岸国立公園を中心とし、京都府の経ヶ岬~鳥取県の白兎海岸までに及ぶ広大な面積を有する山陰海岸ジオパークは、とても珍しい地形や地質が数多くあり、その自然が作り出した造形は、地質・地形の博物館と呼べるものです。

 京都府京丹後市網野海岸~鳥取市鳥取砂丘の約75kmは、昭和38年に山陰海岸国立公園に指定されました。但馬海岸は、地殻変動や火山活動、海蝕によって天然記念物の「玄武洞」や「香住海岸」に代表されるリアス式海岸を形成しています。久美浜湾や小橋立、そして鳥取砂丘は、近隣の河川からの堆積物により河口に独特の地形をつくり出し、なかでも鳥取砂丘は世界でも稀に見る海岸砂丘となっています。それぞれ男性的、女性的な一面を感じさせ、まったく異なった自然の造形となっています。

 こうした山陰海岸は、日本列島がまだユーラシア大陸の一部であった時代から本日に至るまでの経過が確認できる貴重な場所として、平成20年12月18日に日本ジオパークに認定されました。さらに平成22年10月4日、世界ジオパークネットワーク会議(ギリシャ・レスボス島開催)で、世界ジオパークに認定されました。