パラグライダーの本場ヨーロッパからも、ほんの一瞬だけ鳥取砂丘で空を舞う
引き続いてムッと暑い鳥取砂丘です。
週後半からぐずつく予報ですが、
今日、明日といい天気だとか。
おかげでいったん季節は逆戻りで、
ぐんぐん気温は上昇しています。
昼頃はやっぱりかなり暑くて、
夏を思い出しながらの講習。
北西風はとてもマイルドだったので、
初心者の方にはとてもいい条件です。
そんな夏復活となった午後の部に、
大阪、岡山、オーストリアから、
お仲間さんやカップルさん、
一人旅のお客さまがいらっしゃいました。
日本海の波はほとんどなく、
吹いている風も実にマイルド。
ただひたすら日照が行き渡っていて、
わずかな風を捕まえて空へエアボーン。
パラの本場オーストリアからも
パイロットさんが来られてましたが、
暑さが厳しくて、ちょっと不完全燃焼の様子!?
吹いている風そのものが弱いこともあり、
飛行時間はいつもより短めです。
なのでしっかり走ってもらい、
エネルギーをフライトへと100%活かしてもらい、
ちょっとでも長く遠くへ飛べるよう工夫しました。
はじめおぼつかなった操縦についても、
都度修正していったこともあり、
後半ほど長めのフライト成功。
さらにラストチャレンジでは、
マンパワーもしっかり参加させて、
十分な位置エネルギーを獲得します。
おかげでさらに高いところからスタートして、
ロングタイムの滑空を楽しんでもらいました。
すでにオーストリアは5℃前後と寒くなっているのに、
今日の鳥取は夏を思い出すような厳しい暑さに。
そのギャップはあったようでしたが、
鳥取の特徴的なシチュエーションを、
たっぷり肌で感じていただきました。^^
続いて少し遅れて始まった夕方の部に、
兵庫からカップルさんがいらっしゃいました。
あまり状況は変わらないままで、
1m/s前後の北風かそよそよ吹いてます。
やはりテイクオフのためには、
しっかりした駆け足が必要で、
最後までぬかりなくダッシュ!
ふわ~っと一瞬の空の旅を楽しんで、
足下に広がる砂地の上に、ストっと着地。
気がつくと彼女さんがやたら絶好調で、
その結果を受けて、毎回地団太を踏む彼氏さん。^_^;
いやいや十分飛べてるんですが、
ちよっとだけ彼女さんのほうが、
飛び過ぎているだけですよー。(笑)
そんなこんなでお二人競い合うように、
初パラグライダーを堪能されていました。
今回の三連休は夏みたいに暑いなぁ…
と改めて振り返って思いましたが、
ひょっとして今日はそれ以上!?
そんな気候の中でしたが、
今日も鳥取砂丘の大空にて、
たくさんの方に遊んでいただきました。
(STAFF ICHIKAWA)