天気はgood、しかし風はbad、だけどおおいに楽しんだ初パラグライダー
みごとなブルースカイとなった鳥取砂丘です。
朝は放射冷却となって、
かなり寒い始まりでした。
すぐにサンサン日光が降り注いで、
気持ちのいい青空が頭上いっぱいに。
やはり南風は強めに吹いていて、
注意と観察が必要な場面です。
明るい爽やかな空の広がりに反して、
気流がどうなるかは気になるところ。
そんなポカポカ陽気になってきた午前の部に、
神奈川、島根、愛媛から、ご家族さんやご夫婦さん、
お仲間さんがいらっしゃいました。
予報にも南風優勢が現れていたので、
昨日のうちから段取りをすすめて、
早い時間に集合しました。
かなり冷え込んだ朝だったので、
しっかり上着を重ねてもらって、
パラグライダーを担いでスタート。
朝の早い時間ということで、
遠くに見える人影もまだまばらで、
のんびりムードの砂の世界を進んでいきます。
サンサン日照が降り注ぐと、
いつもなら地面が温まるので、
す~っと逆からの海風を期待しますが、
今日に限ってはやっぱり無理そう。
というわけで離陸ポイントでは、
より慎重に風を選んでいきながら、
空への第一歩を踏み出してもらいました。
あっという間に空中へと浮かび上がって、
わずかな飛行時間ながら初フライト成功。
着地で勢い余ってコケてしまっても、
すぐに笑い声が聞こえてきて、
終始和やかな雰囲気でした。
1回目が上手くいくと、
2回目からは余裕ができるので、
さらに遠くまで飛びたい気持ちが出てきます。
その希望を叶えるだけの条件が継続中で、
次もどんどん飛んでいただきました。
先ほどよりもより遠くへ、
より長い時間飛べたりして、
なかなか絶好調が続いています。
さぁ3回目というところで、
いよいよ風が強くなってきたので、
今度はスタッフとの2人乗りにチェンジ。
ラストはフリーハンドの状態になって、
カメラを上から下から撮りながら、
大空散歩をおおいに満喫しました。
ぐーんと高いところからの視点と、
操縦に対する不安や緊張がなくなり、
声をあげて楽しんでおられましたね!
そして無事終了してからのちに、
馬の背では砂煙が立ち始めたので、
条件が悪くなる前にできてホッと一安心。
丘の上からのソロフライトには、
かなり厳しい条件と思ってただけに、
この展開にはスタッフも思わずびっくり。
皆さんはるばる遠くから来られていたので、
気持ちいい圧倒的なブルースカイの下、
存分に飛んでもらえてよかったです。
(STAFF ICHIKAWA)