あまり天気の見通しがよくない鳥取砂丘です。
　
夜通し屋根を叩いた雨は、
明け方まで降り続いて、
いったん小康状態に。

嬉しいことに明るくなって、
午前は期待できる雰囲気です。
　
しかしながら雨雲レーダーは、
油断ならない予測となっていて、
やや駆け足気味ですすめる作戦で。
　
そんな大雨が来そうな鳥取砂丘へ、
神奈川、大阪、そして海外は香港から、
お仲間さんや一人旅のお客さまがいらっしゃいました。

夜中の雨は朝まで降り続いて、
砂丘はもちろん周辺の道路まで、
たっぷり湿り気を含んでいます。
　
風については超安定していて、
南3m/sほどのグッドウインド。
　
さっそく落差の大きな高台に移動して、
神奈川のお客さまをトップにテイクオフ。

ほとんど操縦が必要ないパターンで、
着陸もバッチリ決まってまずは一安心。
　
スタート前のいちばん緊張している場面にて、
「もう歳なんで、来るのが遅すぎましたかねー。」
とやや不安そうにおっしゃられてましたが、
そんな心配をよそにいい流れが続きます。

曇っているので涼しいかと思いきや、
湿度が高くまるでサウナの中のよう。
　
なので汗が滝のように流れ落ちて、
こまめな水分補給が欠かせません。

そんな中でしたが、
年齢をまったく感じさせない元気さで、
砂山を何度も登っては、次のフライトへ。
　
だんだんコツを覚えらたようで、
回数を重ねるごとに余裕が出て、
とても楽しんでおられる様子でした。^ ^

大阪から来られたお二人さんも、
修正点をいくつか確認したあと、
肩の力を抜いてもらって再び空へ。

慣れるまでに個人差があったりしますが、
飛びやすい条件に恵まれたこともあって、
ゆったりのんびり遊べましたね。
　
遅れて来られた香港のお客さまも、
ド緊張の表情で固くなってましたが、
一本、二本と飛ぶうちに明るい表情に。

だんだんテンションも上がってきて、
終了時の記念撮影タイムのころには、
とてもハッスルされていました。^ ^
　
終わってからは断続的な雨降りとなって、
それまでに楽しんでもらえて良かったです。

(STAFF ICHIKAWA)