ものすごい快晴に羊雲が発生していた鳥取砂丘です。

放射冷却で朝は冷んやり。
しかし赤く燃えるような太陽が昇ってからは、
世界は一変して、春の暖かさがやって来ました。

その後、ポツポツと可愛い雲が、
できては消え、できては消えを繰り返し、
その影が砂丘の上をゆっくり移動していきます。

そんな鳥取砂丘の午前の部に、
大阪からの女性コンビさんがいらっしゃいました。

強烈な日差しのせいでしょうか、
集合時点ですでに北北西の風に変化済み。

海の見えるポイントに早速移動して、
やや風が強くなる傾向が見えたので、
フル回転でフライトを重ねてもらいました。

元保育士仲間さんということで、
とっても元気な印象どおり、何度も楽しそうに飛ばれています♪

ナウシカみたいになりましたか？と尋ねると、嬉しそうになるのですが、
それより口のほうが達者で、やがて“なにわのナウシカ”と呼ばれる始末。(笑)

強くなるように感じた海風も4～5m/sでおさまってくれたので、
最後まで気持ちよく空と海と砂の景色を満喫できました。

続いて午前の終わりに、
神戸からのカップルさんが到着。

6m/s台の風がちらほら出てきたので、
集合場所近くの斜面にてトーイングパラグライダーに挑戦。
風の力とマンパワーを重ねて、長い時間滞空ができました。

スポーツトレーナーの彼氏さんから、
ストレッチの重要さを教えてもらって、
スタッフ一同大感謝です！＾＾

そして夕方の部は、
京都、大阪、兵庫からの女性コンビさんと、
関西空港でバリバリ働いている職場仲間さんがいらっしゃいました。

この時間帯は日がゆっくり傾いて、
ドラマチックに風景が変化するところが魅力で、
世界がオレンジ色に染まっていくタイミングです。

しかも強かった風がゆっくり弱まっていくことが多く、
初心者さんのパラグライダーが楽しくできます。


10数分のレクチャーと練習後、
日本海に向かってどんどん飛び出してもらいました！

涼しい気候ということもあり、
みなさん何回も坂を登っては、再チャレンジ。

最後は沈みゆく夕日を追っかけながら、
鳥取砂丘の空をダイナミックに飛べました。

サンセットの素晴らしい光景と、反対側には真ん丸い月が現れ、
滅多に見られない感動的なシーンで幕引きとなった一日でした。