あっという間に風紋(ふうもん)が広がった鳥取砂丘です。

朝から勢いよく東風で、
太陽の光さえ吹き飛ばすほど。

おかげで最近消えていた砂の縞模様が、
みるみるうちに現れてきました。

油断していると寒くて震えるぐらいなので、
砂丘に入る際にはしっかり着込んでもらいます。

そんな鳥取砂丘の午後の部に、
広島から男性グループがいらっしゃいました。

視界が白くぼんやりしているのは、
砂が大量に舞い上がっているせいですね。

サングラスを着用してもらって、
集合場所近くの斜面まで移動します。

重さ30キロ近くのグライダー＋お客さまの体重が、
いとも簡単に風を受けて浮き上がります。

ほぼホバリング状態で浮遊感を楽しみながら、
眼下に広がる砂と風紋の景色を堪能してもらいました。

いろんな乗り方でステップアップした後には、
最後にトーイングスタイルのパラグライダーも。

さらに視点が高くなった鳥の視点で、
はるか彼方まで見渡しながらフライト。

10m/s近い風ということでしたが、
比較的安定していることもあり、
たっぷり遊べましたね♪

夕方は雲に覆われて日差しも減少、
風は相変わらずだったのでどんどん寒く。

春らしい勢いのある風が吹き続いたので、
その頃には砂丘のいたるところで風紋が見られました。

きっと明日の朝は見事な光景でしょうね～。＾＾