風紋(ふうもん)と夕日が楽しめた鳥取砂丘です。

日が傾くにつれて、
すごい光景が眼前に。

さっきつけた足跡の列も、
気がついたら砂の波間に飲み込まれ…。

昼から吹いた北東10m/s級は、
あらゆる痕跡を吹き飛ばしていました。

そんな鳥取砂丘の午後の部に、
九州は福岡から女性グループさんが到着。

砂が舞い上がって視界が白っぽくなっているので、
サングラスの装着といくらか防寒を足してもらって中へ。

こんな場合にはもちろんハンググライダーを使用して、
近くの風受け斜面にて、簡単にホバリングから開始します。

みなさん軽めの体重ということもあり、
タンポポのように空中に舞い上がります。

ダイナミックな操縦も交えながら、
最後には恒例のラブハングも。

「面白～い！気持ちいい～～！！」を連発しながら、
本当に愉快そうに鳥取砂丘の空を満喫されていました。＾＾

砂が舞い上がるような強い風が吹いているわけですが、
だけど安定しているので意外に飛びやすいです。

続いて夕方の部は、
大阪からのグループさんが到着。

日がゆっくり傾いて、素晴らしい風景の変化と、
パワフルな風がトーンダウンしてくる時間帯です。

同じくハンググライダーでフワリと浮かんでもらったのち、
途中からは、トーイングパラグライダーにもチャレンジ。

最初はパニックになっていたお客さまも、
やがて落ち着いた操縦に変化してゆき、
ゆったり空から景色も眺められました。

ふと周りを見渡すと、
くっきり姿を現した風紋が広がっています。

加えて太陽の光が斜めから当たることで、
それらが印象的に浮き上がって見えます。

そんなポストカードのような鳥取砂丘の風景を、
空高く鳥のような視点から、存分に味わってもらいました♪