嵐が過ぎ去った跡が残っている鳥取砂丘です。

場所によっては様子が一変して、
ほとんど風紋(ふうもん)もありません。

昨日は20m/s級の南風が吹き荒れ、
たくさんの砂を吹き飛ばしました。

奇麗に残っていた縞模様も、
あらかた強風にさらわれたようです。

丘の形が変わっているところもあり、
「あれ？こんなんだったっけ…！？」
とスタッフの間でも話題になっていました。

そんな鳥取砂丘の午後の部に、
埼玉と兵庫は姫路から、お客さまがいらっしゃいました。

朝から北西風が強めに入っていましたが、
それもだんだん弱まり傾向でいい感じ。

ハンググライダーは特に必要でないと判断、
パラグライダーを持って、海の見えるポイントまで。

そこから日本海めがけて颯爽とフライト開始。
いきなりビッグな飛びが続きました。

どうやら風が弱くなると同時に、
サーマル(熱上昇気流)が発生しているようです。

普段の砂丘ではあり得ないほど浮かび上がることがあり、
誘導には細心の注意を払いながら、旋回をしてもらいました。

初めての体験にもかかわらず、
みなさん落ち着いてコントロールしてくれたので、
長～く、しかも高～いフライトになっても、
最後まで集中できて、楽しいフライトに。＾＾

暑さがピークに達する時間でしたが、
飲み物を補充しながら、何度も丘を登って、
リフライトを元気に挑戦されていました。

北西風が安定しない場面が多く、
少し上級者向きの条件でしたが、
面白いパラグライダー体験ができましたね♪

天気が回復して日差しがたっぷり届き、
いきなり夏のような陽気になっています。＾＾；

熱中症対策と、日焼け対策を十分にしてもらって、
まだまだ涼しい初夏の雰囲気漂う鳥取砂丘で、
フライトを楽しんでもらえればと思います。