パラパラ雨がやんで風速もゆっくりダウン、ハンググライダーからパラグライダーへ乗り換えて飛行 – 鳥取砂丘パラグライダー体験スクール情報 – 鳥取砂丘パラグライダー体験 0857-24-6124
やがて雨がぬけていった鳥取砂丘です。
それは昼過ぎのことでした。
パラパラ雨がピタッとやんで、
風もほとんど静穏状態です。
雨雲レーダーを見ると、
大規模な雲の影が去りつつあって、
しばらくは大きな変化がない様子。
これならほんの数時間だけど、
鳥取砂丘内でのフライトも可能と判断。
午前中いったんキャンセルしていたお客さまと相談して、
希望者の方には集合場所まで集まっていただきました。
愛知からのカップルさんや、
京都、大阪からのご家族さんと、
強風対策のハンググライダーと数機のパラグライダーを持って、
集合場所近くのフライトポイントまで移動します。
6~7m/sの北東風がさらに弱まり傾向で、
ハングでは浮かせにくくなってきたのでパラに変更。
2~3m/sぐらいまで落ちた瞬間もありましたが、
概ね5m/s前後の風の中を飛んでいただきました。
初めてのことで操作が固くなっていた方も、
飛ぶごとにどんどん慣れていったので、
フライト時間も伸びていきます。^^
小学3年や4年生のお子さまに混じって、
お父さん、お母さんも楽しそうに砂丘の空に浮き上がっていました。
途中から北東の風向きが南東風に変わってきましたが、
ときどき来る突風を警戒しつつ、タンデムやトーイングを織り交ぜ、
できるだけ余裕を持ったフライトができるように工夫しました。
結局のところ、午前中の雨雲が去ってからの砂丘は、
それほど荒れ模様の天気にはならずにすんで、
散策している人の姿も増えてきました。
毎回そうですが、
台風接近の際の天気は実に微妙で、
雲や前線、本体の微妙な動きで様子が変わってしまいます。
たまたま飛べる条件になって
そのときたまたま砂丘の近くにおられたので、
タイミングを選んで安全に飛んでいただく…。
というのが、こんな場合にできる一つの方法ですね。
刻一刻と天気や風が変化するので、
気象情報や空の観察を手がかりにしながら、
無理なら即座に中止をする必要がありますが。
まだまだ台風の影響がどれぐらいになるかわからないので、
引き続き警戒が必要な週末の鳥取砂丘となっています。