雲にだんだん覆われてきた鳥取砂丘です。

昨日と同様、ぽっかり雲が並んで、
その上には上層雲が広がってきました。

午後を過ぎてからますます日照が減って、
さまざまなタイプの雲が空を埋め尽くしています。

ときおり日本海の彼方から、
底が黒い雲の列が頭の上を通りすぎ、
パラッと雨粒を落としたり、風に勢いが出たりしました。

そんな鳥取砂丘の夕方の部に、
愛知と関西近県から女性グループさんと、
兵庫から一人旅のお客さまがいらっしゃいました。

なんとな～く空が暗くなったせいか、
再び予想外の雨降りの心配も出てきたり。

遠方の雲には雨の筋らしきものが見えて、
ところどころでにわか雨を降らせているのがわかります。

土砂降りになることはないにしても、
この夏さんざんな目にあったパターンなので、
否応無しに警戒モードに入ってしまいますね。＾＾；

海から届く風は北北西3～4m/sということで、
段を下げたところから、様子をみながらスタートしました。

ほとんど助走も必要ないぐらいのパワーがあり、
するするっとみなさん、空中へと浮かび上がります。

様子がわかってからは、機上から景色を眺めたり、
お互いに上下に分かれて写真を撮り合いっこしたり、
飛びながらカメラ目線でアピールしてポーズを決めたり、
さまざまな方法で空の体験を楽しまれていました。＾＾

と調子よくいっていたところで、
真上を巨大な雲の列がゆっくりと通過。
案の定、ほんのわずかながら雨粒がパラパラっと。

スクールのスタッフはすでにトラウマになっていて、
ちょびっとの雨なのに、オロオロする始末…。

その雲もあっという間に通り過ぎてくれたので、
なんとか平常心を取り戻すことができて、(笑)
わずかに強風を呼び込んだものの、
楽しいフライトになりました。

ずっと晴れるという予報のわりには、
寒気のせいか、ときおり雨雲クラスがちらほら。

明日からの三連休は、
秋晴れが爽やかに広がる行楽日和を期待していますが、
どうやら油断禁物で臨む必要がありそうですね。