遠く雪をかぶった大山が見える鳥取砂丘です。

空気が澄んでいるようで、
はるか遠くまで見通しバツグン。

真横に突っ切る水平線のラインが、
日本海と青空をくっきり隔てています。

そんな鳥取砂丘の午前の部に、
大阪、兵庫、広島からご家族さんたちがいらっしゃいました。

朝は例のごとく強めの南風が吹いていて、
太陽が昇るとともに弱まっていくパターン。

風の中にいくらか乱れた成分を含むようで、
上手く飛べるときとそうでないときの差がでます。

カッと照りつける太陽と、生暖かい南風のおかげで、
やたら暑さを感じて、汗まで流れ落ちそうなほど。

そうこうしていると数本飛び終えた後に、
いよいよ待望の海風が侵入してきました。

日本海を臨むポイントに移動してからは、
先ほどの経験を活かしてバンバン飛んでもらいます。

ものすごいブルーカラーの日本海をバックに、
みなさんが悠々と飛ぶ姿は本当に気持ち良さそうでした。＾＾

続いて午後の部に、
大阪から男性コンビさん、
東京、神奈川、大阪から女性コンビさん、
そして関西のグループさんがいらっしゃいました。

海風に切り替わってからは、
3～4m/sの程よい風が続いていて、
お昼を過ぎても意外にその調子が続いてます。

これはチャンスとばかりに、先ほどと同じく大空に向かって、
生まれて初めてのパラグライダー体験を堪能してもらいました。

朝の風と違って、乱れがほとんど感じられないので、
高～く、長～く飛ぶには絶好のコンディションです。

平和な気流が辺りに漂っているみたいで、
トンビもあちらこちらでクルクル輪を描いてました。

タイミングがあった人は、目の前のトンビと一緒に、
のんびりと空の散歩を楽しまれていましたね。

そして夕方の部になって、
大阪からご夫婦さん、愛知、京都から親子さん
京都、大阪から女性コンビさんがいらっしゃいました。

風のパワーが落ちてきたようで、
さらに風向きも大きく揺れ動いています。

スタート前のしっかりした助走が必要な状況ですが、
小学生のお友だちも含めて、まったく問題なく飛べました。

最初の頃は操縦の間違えが多くて、すぐに終わってしまった人も、
だんだん慣れるにつれて、大きなフライトが達成できたり♪

美しい夕焼けの予感とともに、今日は引き上げとなり、
パラグライダー体験には最高の条件に恵まれ、
充実した一日となって良かったです。

はるばる海外から転勤のために、
日本に滞在されていた外国の方もおられて、
もう間もなくで帰国の途につかれるとのこと。

最後の思い出作りに参加してくださって、
ハッピーな体験ができて面白かった！と、
がっちり握手してくださいました。(嬉)