やがて雲が広がってきた鳥取砂丘です。

快晴で始まって、
10℃以下の寒い朝に。

太陽が昇ってからは爽やかで、
抜けるような高さの秋の空が広がりました。

風紋がいたるところに残っていて、
ウキウキ散策が楽しめます。

穏やかに吹いていた南風は、
ぐんぐん気温の上昇とともに、
やがてゆっくり海風へと変わっていきました。

素晴らしい青空の下でくつろいでいると、
潮風が頬に優しく触れていきます。

そんな鳥取砂丘の夕方の部に、
東京から一人旅のお客さまと、
お隣は島根から女性コンビさんが到着。

すでにその頃には、
北東風が8～9m/sと勢いを増していて、
丘の上の砂が容易に吹き飛ばされています。

まずは安全に楽しめるハンググライダーを準備して、
さっそく軽く浮くところから始めました。

初めて空中に浮き上がる感覚に、
皆さん口々に歓声が上がっています。

だんだん飛び方を大きくしていきながら、
砂丘の上を滑るように飛行してもらいました。

そして次の段階では、
パラグライダーを取り出して、
さらに高さをとって浮遊を繰り返します。

完全に自力で操縦してもらって、
緊張しながらも指示についてきてくれたので、
長時間にわたるホバリングも楽しめました。

ふと振り返ると、
雲の間からオレンジ色の太陽が見え隠れしていて、
それを背景にしながらのフライト体験は、
とても印象的なひと時でした。

最後の記念撮影では、
思い思いに工夫をこらして、
キレイな夕陽とのコラボもバッチリ。

風の強さが逆に美しい風紋を次から次へと作り出し、
その様子を高い視点から観察しながら、
フライトも大成功だったので、
満足できた一日でした♪