涼しい風が吹き抜けた鳥取砂丘です。
　
昨夕は曇り空でしたが、
一夜明けると再び晴天に。

うすい雲が縦横に広がっていて、
ときどき日差しを遮ってくれます。
　
大気の動きも実にまったりしていて、
のんびりムードが漂っていました。

そんな風が微妙に揺れていた早朝の部に、
東京からお仲間さんがいらっしゃいました。
　
南風がそよそよ程度に吹いていて、
まずは長者が庭の丘からスタート。

しっかり助走を続けながら、
2、3の指示を正確に守ってもらって、
ふわ～っと空中高くと舞い上がります。
　
数秒後、ストっと着地まで決まって、
ハイテンションのお二人さん。
　
今度は風向きが変わって海側へ、
先ほどと同じ手順でもう一度GO！

とてもゆるい風速ながらも、
うまく風に乗ることができ、
ラストフライトではかなり遠くへ…。
　
「どうやったらもっと飛べますか？」
のご質問の後のチャレンジだったので、
首尾よく目的が達成できて喜んでおられました♪

続いて少し風速が増してきた午前の部に、
東京、兵庫、広島、スロベニアから、
ご家族さんやお仲間さん、
一人旅のお客さまがいらっしゃいました。
　
北東風が2～3m/sほどでしたが、
確実にしっかり吹いていて、
斜面の上からテイクオフ。

いきなりの飛行でしたが、
慌てることなく操縦されて、
緩やかなカーブを描いて空中散歩。
　
ほんの10数秒間のフライトながら、
これまでなかったような体験となり、
何度も空中に飛び出していかれました。

はるばるスロベニアからのお客さまも、
鳥取の空を気に入ってくださったようで、
黙々と飛んでおられましたね。＾＾
　
さらに風速が上がってきた午後の部に、
埼玉、福井、滋賀、鳥取、広島、福岡から、
お仲間さんやカップルさんがいらっしゃいました。

北東の向きは変わらないものの、
すでに5～6m/sぐらいまでアップ。
　
集合場所近くの緩斜面にて、
トーイングスタイルで始めます。

ほんの一歩で浮いてしまう手軽さで、
順番にフライトを重ねていきます。

上手に操縦できるようになったところで、
最後は落差の大きな丘のてっぺんから、
ビッグフライトに挑戦します。

ただ実際にはまだ風速があったので、
スタッフとの2人乗りで大空高くへ！

悲鳴のような大声の方もおられましたが、
ほんの僅かな時間のフライトながら、
かなりの高さ感覚を味ってもらい、
この時間は無事終了となりました。
　
夕方以降も強い風は続きましたが、
それでもさすがに後半は風速ダウン。

松江や福岡、そして岩手のお客さまは、
トーイングパラ　⇒　タンデムの、
今日のゴールデンメニューで、
落ち着いた秋の鳥取砂丘の空を、
心ゆくまで楽しんでいただきました。
　
(STAFF ICHIKAWA)