すさまじい南風の鳥取砂丘です。

これがうわさの春一番というやつですね。(笑)
コンタクトで砂丘の中を歩くと目が痛くなりそうです。

風速が20m/s近くなってくると、
砂丘全体が砂嵐のようになってきて
鳥取砂丘周辺が黄色っぽくなります。

今回は南風なので、
道路を砂が埋め尽くすということは少ないと思いますが、
これが逆だと後の掃除がなかなか大変です。

周辺の林は、砂が飛ぶのを抑える役目をしているのですが、
緑化が進む鳥取砂丘ではこの砂防林をわざと減らしているところです。

鳥取砂丘らしさを求めるのか、
それとも周辺で暮らす人や観光客の利便性優先なのか、
なかなか判断の難しいところですね。

さて、週末の土曜日、
知的好奇心を満たすイベントが弥生町のカフェ・ソースにて開催されます。
(鳥取環境大学足利 090-6414-1218)

今回で8回目を数える
科学を気軽に楽しむための試みサイエンスカフェは、
もともと英国発祥ということでフランクな取り組みです。

ときに難しいテーマも登場しますが、
ケーキやコーヒーセットを片手に科学について語り合う場で、
近くの喫茶店でお手軽な料金で参加できます。

今回のテーマは、
「三朝で構築された地球惑星物質総合解析システムとその応用」で、
宇宙やその他にある物質を全体的に解析するシステムについて
具体的な例をあげて理解を深めていきます。

講師は岡山大学地球物質科学研究センターから中村栄三氏に来ていただいて、
話題になった小惑星探査機はやぶさが宇宙から持ち帰った微粒子や、
人の細胞内に含まれるガン細胞についての解析結果などのお話があります。

科学について話すというと専門家が集まる
とっつきにくい勉強会のようなイメージがありますが、
気軽に誰でも参加できる雰囲気ですので、
興味のある方はぜひご参加ください。