奈良と大阪からのお客さま、砂と雪が一緒になって舞い上がる鳥取砂丘で、ふわりと浮いてみる – 鳥取砂丘パラグライダー体験スクール情報 – 鳥取砂丘パラグライダー体験 0857-24-6124
一瞬だけ白くなることが多かった鳥取砂丘です。
冷たい雪雲が流れ込んでいたので、
ときどきみぞれや雪を降らせていました。
高台から眺めるとよく分かるのですが、
雪が降っている列が接近しているのが見えます。
それが通り過ぎるのを待ったのち、
ふと見上げると、馬の背から砂丘の入口にかけて、
砂糖をまぶしたかのような光景に変わっていました。
そんな鳥取砂丘の早朝の部に、
大阪から女性コンビさんがいらっしゃいました。
北~北北西が8~10m/sぐらい吹いているので、
当然ながら怪盗キッドのハンググライダーに挑戦です。
雪雲が上空を通り過ぎる瞬間は、
湿った周辺の砂が吹き飛ばされているので、
ひょっとすると最大は20m/s以上あったかも。
ただ気流が乱れているわけではないので、
ハングだとイージーにホバリングに入って、
意外とのんびり浮遊感が楽しめます。
いろんなメニューをこなしてもらったあと、
ちょうど雲の通過の谷間にさしかかったのか、
風速3~5m/sまで急速にダウン。
そのタイミングを見計らって、
トーイングのパラグライダーに乗ってもらって、
高い視点から砂丘の景色を楽しんでもらいました。^^
さすが関西人だけあってツッコミがしっかりしていて、
「これからビサク(美作)に行くんです。」
(相方)「ミマサカ(美作)や!」
「そうそう、そのミマサク、こっから遠いですか?」
(相方)「ミマサカや!」
…などなど聞いていると面白い、
お二人のトークがいっぱいでした。(笑)
続いて午後の部は、
思いっきり晴れたり、猛烈な嵐に変わったり、
雲の通過の前後に大きく様相が変わります。
大阪からのご家族と、奈良からの女性グループさんと一緒に、
ハンググライダーとパラグライダーを持ち込んで開始しました。
ハングかな?と思って準備すると、パタンと風が落ちたり、
海から真っ黒な雲が押し寄せて強風になったり落ち着きません。
それでも、それぞれのグライダーで飛べる風があったので、
両方のスタイルでいろんな体感をしていただきました。
それにしても今日みたいな日に砂丘の中にいると、
天気の変化がダイレクトに肌で感じられて、
自然の猛威に身がすくむ思いがしました。
もちろんそんなときは、
隠れてジッとしていますが。^^;