雲が消えて、見事な夕日が楽しめた鳥取砂丘です。

朝から薄い雲に覆われて、
いくらか日差しは遮られていました。

この上空の雲は時間とともに減少して、
やがてまぶしい太陽光線が届き始めます。

とともに海風もまだ入りたてのため、
パワー不足で急速に暑くなってきました。

そんな鳥取砂丘の午前から夕方まで、
全国各地からたくさんのお客さまがいらっしゃいました。

早朝までの南風はすみやかに海風にチェンジして、
そよそよと吹く潮風の香りがほんのり漂ってきます。

風が弱めなのはいいことで、
体重が軽めの小中学生の方もおられたので、
高台からのフライトを楽しむには最高の条件。

腕をしっかり上げながら、助走を続けてもらって、
最後の一蹴りで、砂丘に広がる大空へと飛び出していきます。

一度飛んで様子がわかってからは、
あとは休憩を入れつつその繰り返しとなるので、
仲間同士でカメラを撮ったり、より飛ぶ方法を工夫したり、
雄大な風景を飛びながら眺めたり、それぞれ楽しまれていました♪

続いて午後の部に入って、
だんだん風のパワーが増してきました。

丘の上から飛び出すには、ちょっとハードな条件ですが、
風の流れを利用したフライトに挑戦してもらいました。

初めてのことなので、もちろん緊張しますし、
場合によっては操作を誤ることもあります。

それでも地面が柔らかい砂地ということで、
多少のエラーは吸収してくれるのが砂丘のすごいところ。

その安心感もあってか、強風をものともせず、
参加されたみなさん、初フライトを堪能されていました。＾＾

そしてよりのんびり飛べるトーイングスタイルのパラにも乗って、
忙しい操縦から開放されて、悠々と日本海の景色を空から眺めてみたり。

初心者の方には手ごたえのある風でしたが、
「来て良かった～！」と嬉しい感想もいただけました。

そして夕方の部になって、
相変わらずの北東強めが吹いています。

集合場所近くの斜面にポイントを変えて、
そこでトーイングスタイルから開始します。

6～7m/sなのでちょうど良い風が吹き上がっており、
ときどきホバリング状態で、長い滞空もできました。

そして風がいくらか弱まってきた日没直前に、
長者ヶ庭の高台からも豪快にソロフライト！

夕日で長い影が伸びる砂丘の上を、
ぴょーんとまたぐように大きな飛びができて、
みなさんとても愉快そうな笑顔でいっぱいでした。