降ったかと思えば、
晴れ間も出た鳥取砂丘です。

週明けはいきなり分厚い雲に覆われて、
西の空からパラパラ雨粒が降ってきました。

やや強めの南風がメインでしたが、
そのうち西風の激しい成分が混ざることも。

たまに雲の切れ目があって、
パァッと光が届いて明るくなると、
ぬくもりを感じてホッとしたり。

そんな鳥取砂丘の早朝の部に、
大阪から同級生仲間さんがいらっしゃいました。

いろんなハプニングを乗り越え現地まで来られて、
それを歓迎するかのように、降っていた小雨も一旦休憩。

乱れを含む4～5m/sの風が利用できる、
長者ヶ庭のてっぺんまでみんなで移動して、
さっそくレクチャーと操作の練習を行います。

最初に飛ぶことになった男性以外は、
どちらかというとみなさん気後れ気味で、
どうしよ、どうしよ、と寸前になってあたふた。(笑)

それでも実際やることはいたってシンプルなので、
落ち着いて、手順を追うことに集中してもらいました。

風の強弱の差がある程度あったので、
タイミングを選びつつ何度もフライト。

「あんまり怖くない」「簡単だった」
と、始まる前に感じていた恐怖感とはうらはらに、
その後は、余裕で砂丘の空を感じていただきました♪

続いて午前の部になって、
兵庫から一人旅の男性がいらっしゃいました。

なんでも、ようやく取れた夏休みだそうで、
1泊2日の鳥取旅行の目玉がこのパラグライダー体験。

先ほどと似たような風が吹いていたので、
長者ヶ庭の丘から、同じように駆け出してもらいました。

お一人ということで、とにかくハイペースな展開となり、
気がついたらかなりの回数を飛ばれていましたね。

ときどき射した日照と運動のせいで、
後半は汗が出るほどでした。

そして夕方の部になって、
九州は福岡からカップルさんがいらっしゃいました。

まとまった雨雲の塊が通過した後だったので、
南風の中に、ラフな西風が混ざっています。

丘の上から飛び出すには、やや強めということで、
トーイングスタイルに変更して、飛んでもらいました。

以前、阿蘇のパラグライダーを体験されたことがあるようで、
今回はまったく異なるシチュエーションで空にチャレンジ！

波のしぶき音が響く日本海を眺めながら、
夕方遅くまで、砂丘の大空間を堪能しました。＾＾