澄みきった青空がきれいな鳥取砂丘です。

雲が風で流されて、
空で列をなしています。

まぶしい太陽が作った雲の影が、
砂丘の上をゆっくり移動していたり。

最近の傾向で、強風が一日中吹いたので、
足跡がみるみる風紋(ふうもん)に変わりました。

太陽の傾きと、風景の見え方の変化が面白くて、
いろんな時間で写真を撮ってみるのもオツですね。

そんな鳥取砂丘の早朝の部に、
愛知から職場仲間さんがいらっしゃいました。

南風が2～3m/sとほどよい条件で、
長者ヶ庭のてっぺんから飛行開始。

仲間がすたっと着地を決めているのに、
なぜかいつも前のめりにドタッと倒れます。＾＾；

しかしながら、最後の最後の場面になって、
ナイスランディングとともに決めポーズを！

今までの苦労が報われた結果になって、
喜びあふれる朝の時間となりました。

続いて午前の部に、
青森、東京から女性コンビさんと、
埼玉から一人旅のお客さまがいらっしゃいました。

開始早々、南風が逆向きの海風に変わったので、
日本海を望むポイントまでスタコラ移動。

緊張で顔がすっかりこわばっていましたが、
飛行が始まると、足をバタバタさせて、
楽しい空中散歩をおおいに満喫。

互いに写真を撮りあいっこするなどして、
はるばる鳥取砂丘での不思議な体験を、
しっかり記録に残されていました。

続いて午後の部になって、
広島から職場グループさんがいらっしゃいました。

風速が7～8m/sまでパワーアップしていたので、
今度は骨組みのあるハンググライダーの出番。

バランスをとる練習ののちに、
いきなり飛行が始まりました。

みんなでワイワイ協力しあいながら、
スーっと滑るように空中を進んでいきます。

初めての飛行感覚に思わず感激したところで、
今度はトーイングパラグライダーにも挑戦。

さらに長時間にわたるホバリングが楽しめて、
みなさんとても満足されているようでした。

そして夕方の部になって、
香港からご夫婦さんが到着。

相変わらず北東風に威力があって、
むしろ風速が増しているようです。

今回はタンデム(=2人乗り)希望だったので、
まずはトーイングフライトで小手調べをしたのち、
高さをおよそ倍にして、はるか上空へと飛翔。

ダンナさんは奥さんの応援団でしたが、
明日がちょうど誕生日ということで、
世界共通のバースデーソングを、
みんなで合唱してお祝いを♪

お二人揃って、ものすごく喜んでくださって、
日本での思い出を一つ追加してもらえて良かったです。