白く美しい雲海が広がる朝の霊石山のフライトにて、七色の虹に囲まれたブロッケン現象に遭遇しました – 鳥取砂丘パラグライダー体験スクール情報 – 鳥取砂丘パラグライダー体験 0857-24-6124
乾燥して清々しい空気が広がる鳥取砂丘です。
週末の3連休は雨混じりのようで、
それまでなんとかお天気の様子。
朝夕はぐっと気温が下がるので、
一枚上着を羽織るといいでしょう。
今朝の鳥取市内は珍しい現象があって、
内陸ほど深い霧に包まれていました。
明るい太陽が東の空から顔を出すと、
海側から順次消散していって、
気が付くとすっかり元通り。
そんな鳥取砂丘の早朝の部に、
東京から一人旅のお客さまがいらっしゃいました。
“できるだけ高いところから飛びたい!”というご希望で、
鳥取砂丘ではなくて、標高330mの霊石山からチャレンジです。
昼間は風が強めの予報が出ていたので、
できるだけ早く集まることにして、
さっそく登頂開始しました。
山の周囲には深い霧がかかっていて、
中腹から下は真っ白な雲海なのに、
山頂から上は抜けるような青空。
てっぺんに辿り着くと、
北風2~3m/sと好条件ながら、
下層はゆるい南風で霧が北方向へ流れ出ています。
とても珍しい光景を眼下に見渡しながら、
空中へと駆け出し、テイクオフスタート!
「酔いやすい」とおっしゃられてましたが、
とても穏やかな気流だったおかげで、
まったく不安感なく大空満喫♪
明るい太陽が、機体の影を足元の霧の上に映し出し、
なんとびっくり!高度200mほどで、かのブロッケン現象が!!
二人してひたすらその光景に感動しながら、
夢のような時間を過ごすことができました。
到着して、まだ最初の予定だったにもかかわらず、
「もうこれだけで鳥取に来た甲斐あった。」と、
とても喜んでくださっていました。^^
午前の部の砂丘では、
奈良から同級生コンビさんがいらっしゃいました。
やはり最近の傾向で、早くから北東強風になって、
海上にはバンバン白波が立っている状態です。
風速は7~8m/sぐらいだったので、
まずはトーイングスタイルで飛行開始。
飛ぶ手応えを感じて、余裕も出てきたころ、
海の白波の密度がだんだんと減ってきました。
そして今度は丘のてっぺんへと場所を変えて、
ダイナミックに空の上を滑空するスタイルへ。
青く美しい空と日本海を眺めながら、
最高のフライトが楽しめました。
続いて午後の部には、
大阪と韓国から一人旅のお客さまが到着。
北風4~5m/sという願ってもない条件で、
イージーフライトが続出しています。
はるか彼方の段越えも余裕で楽しめて、
周囲をくるくる旋廻するトンビのように、
幅広~く、鳥取砂丘の空を横断できました。
夕方の部には、
もう一度、霊石山へと舞台を移し、
岡山は倉敷からの女性コンビさんと合流。
昼間強かった風が、4~5m/sまで落ちていたので、
まったり浮遊できるリッジソアリング条件の中、
長時間にわたる飛行をのんびり堪能しました。
空を飛ぶことをずっと願っていたそうで、
お会いしてから、すでにテンション↑↑↑
さらに飛んだ瞬間には、
ハイテンション↑↑↑↑↑↑↑↑↑
とにかく四六時中盛り上がっていて、
本気でコース入門を考えられていました。
とってもお好きなようだったので、
自在に飛べるようになったら面白いですよ!