空が低くなってきた鳥取砂丘です。

快晴で始まった週末でしたが、
後半は霞みがかってきました。

低い雲が上空を通過して、
太陽もぼんやり隠れ気味です。

北西風が午前中のうちから強くなり、
それが緩急をつけながら吹き続けました。

そんな鳥取砂丘の午前から夕方まで、
全国、そしてインドからもお客さまがいらっしゃいました。


まずは砂丘から12km離れている、
河原町の霊石山でタンデムパラ体験を。

はるばるインドから出張で来られていて、
かなり前から今日の日を楽しみにされていたので、
健やかな晴天にホッと胸を撫で下ろしたり。

遠くの視界は霞んで見えるものの、
まずまずの好天に恵まれて、
舞台は完全に整いました。

強く吹いていた南風は、
じわじわ時間をかけて北風になり、
順風が肌に心地よく感じられます。

まずは奥さまから準備に入って、
風を選びつつ、始めの第一歩を踏み出します。

スルスルっと空中に滑り出すことができ、
ヒヤッホ～！！と大きな声が周囲に響き渡りました。

ものすごく面白い体験だったようで、
そのびっくりするようなハッスルぶりに、
思わずこちらが面食らうほど。f^_^;

のちのダンナさんも、
負けず劣らず楽しく空中散歩ができ、
お二人揃って満足いただけたようです。^ ^

「日本に来て、一番面白くて、思い出になった！」
と嬉しい感想をくださって、大好きなコナンの記念館に向かわれました。

一方その頃、鳥取砂丘では、
日本海に向けて気持ちよくソロフライト中でした。

小6のお兄ちゃんは、
おじいさんの応援を受けながら、
かなりの本数をこなしていました。

やがて8m/sを越える風速になったので、
キリのいいところでラストフライトを。

また明日もチャレンジしたいということで、
早起きして来る約束となりました。

午後からも、強風を警戒していましたが、
それほどでもなく済んでセーフ。

トーイングスタイルで、
長時間にわたる飛行が楽しめたり、
また丘の上からダイナミックに飛べたりして、
思い思いに鳥取砂丘の大空を満喫♪

トンビが集団で辺りを旋回していて、
同じような目線で浮遊することもできて、
空の上でこぼれ落ちんばかりの笑顔のお客さま。

気がつくと、すっかり暗くなっていましたが、
その帰路はとてもハイテンションな皆さんでした。