次々と風紋(ふうもん)を作り出す、最近多くなってきたパワフルな北東風に乗って飛んでみよう – 鳥取砂丘パラグライダー体験スクール情報 – 鳥取砂丘パラグライダー体験 0857-24-6124
涼しい秋の風が吹きぬけた鳥取砂丘です。
朝から東寄りの風が吹き始め、
お昼過ぎにピークを迎えました。
一番強いときで12m/sほどとなり、
当然ながら辺りの砂が激しく飛んでいます。
台風はまだ遠くにいるはずなのですが、
肌に当たる風から、その存在をひしひし感じるほど。
そんな鳥取砂丘の午前から夕方まで、
全国からたくさんのお客さまがいらっしゃいました。
東から吹く風が、ゆっくりと勢いを増し、
それがやがて猛烈なパワーになるのは想定済みだったので、
集合場所近くの、風当たり斜面を利用することにします。
パラグライダー、そして強風用のハンググライダーを準備して、
それぞれを現地まで持ち込んで、風の様子を再度観察。
午前の部の最初の段階では、
まだ東4~5m/sぐらいだったので、
トーイングスタイルのパラグライダーで始めます。
3~8歳ぐらいのお子さまたちもおられて、
慣れない操縦に果敢にトライしながら、
空からの風景を満喫していました。
みなさん調子よく飛べていたところで、
だんだんと風の中に砂が混じるようになって…。
やがて移動の早い白く霞んだ砂の集団が、
前方から勢いよく届くようになりました。
そうなってくると体重が軽めの、
お子さんや女性には厳しくなるので、
タンデム(=2人乗り)に切り替えてフライト継続。
終盤は10m/s近い風に見舞われましたが、
広々とした砂丘の空間をたっぷり利用して、
パワフルな風に乗って空中散歩ができました。
続いて午後から夕方の部にかけて、
昨日の砂嵐を思い出すような場面となり、
足元の砂が移動して風紋(ふうもん)を次々作り出しています。
ここまでくると、強風に強いハンググライダーの出番になるので、
グループに分かれて、順番にメニューをこなしてもらいます。
ここはいつものパターンになりますが、
お客さまにとってはまったく初めての体験ですので、
それぞれの乗り味の違いや、体感の変化をじっくり感じてもらい、
視点を変えつつ、いろんな角度から空中感覚を味わってもらいました。
パラグライダーがいいなぁ…、
と初めおっしゃられてたお子さんも、
結局、夢中になって遊んでいましたね。^^
お客さまの中には、
「あ、面白い!一生このまま飛んでたい!」
と、その感覚にぴったりハマってしまった人もおられたり。
一日中吹き荒れた激しい北東風と、
その風が作り出した美しい風紋(ふうもん)の風景、
さらに、締めくくりを鮮やかに彩る夕焼けをバックに、
お腹いっぱい飛行体験が楽しめました♪